茂原市の保険代理店:なっとく!ほけん相談です。本日のニュースは、個人賠償責任保険に関するニュースです。
東京海上日動火災保険は2019年1月から、誤って人にけがをさせたり物を壊したりして賠償責任を負った場合に備える「個人賠償責任補償」の対象を、他人から借りたり預かったりした物にも広げる。一つの保険で幅広いタイプの事故をカバーできるようにすることで、わかりやすい契約を目指す。
個人賠償責任補償の対象を借り物にまで広げるのは大手損保では初めてで業界でも珍しく、他社でも追随する動きが出そうだ。
個人賠償責任補償は、火災保険や自動車保険の特約(オプション)として契約することが多く、東京海上日動では個人向け主力商品の契約者の約半数がこの特約を付けている。対人賠償と対物賠償があり、自転車事故で他人にけがをさせた▽風呂の水が漏れて、階下の家財を水浸しにした--など事例は幅広い。
一方で、宿泊中のホテルの部屋の備品や、ゴルフ場で運転していたゴルフカートのような借り物を壊した場合、別の特約を付帯する必要があり、顧客への説明や加入手続きに手間がかかっていた。
補償対象を広げる代わりに、19年1月以降は、個人賠償責任補償の保険料を年額1530円から2000円(1事故あたりの保険金限度額が国内無制限・国外1億円の場合)に引き上げる。
7月18日付け 毎日新聞より抜粋
今まで別途特約が必要であったものが、一つにまとまることで分かりやすくなりますね。