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自賠責上乗せ年125円
乗用車1台あたり重度後遺症支援で
国土交通省が、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)で、重度後遺障害者の支援充実に向けて新たに保険料に上乗せする「被害者保護増進等事業賦課金」を、乗用車1台あたり年125円とする方針を固めた。4月から適用し、営業車やバイクへの賦課金と合わせて総額年100億円程度を見込む。
自賠責保険は、車やバイクの全保有者に加入を義務づけている。1台あたりの賦課金は年間、タクシーなどの営業用車で150円、バイクで100円とする方向だ。国交省は4月までに関連の政令を改正する。
自賠責保険の賦課金は、ひき逃げなどの加害者不明の被害者救済に充てる「保証事業賦課金」がすでにあるが、重度後遺障害者支援や事故防止を目的に新設する。被害者への支援拡充や療護施設の介護体制の強化、自動ブレーキ普及などに充てる。人身事故で介護が必要な重度後遺障害を負った被害者は、年間約1200人に上るという。
読売新聞 令和5年1月14日より引用