水害保険上げ 最大3割超
来年度から リスクに応じ5区分
茂原市の保険代理店:なっとく!保険相談です。
損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構が、火災保険の加入者が契約する水害補償の保険料改定を検討していることがわかった。2024年度からリスクに応じて全国を5段階に分け、東京都や大阪府、愛知県などの一部住宅で最大3割超引き上げる。
水害補償はこれまで全国一律だったが、24年度からリスクに応じて市区町村別に5段階に分ける。河川があるなど床上浸水や家屋流失のリスクが高い場所では保険料を高くする。
見直しにより、水害補償を含めた火災保険の24年度の保険料は、リスクが最も高い等級と最も低い等級で最大1.5倍の差が出る見通しだ。東京都、大阪府、愛知県の河川近くなど一部の住宅では、保険料が最大3割超値上がりする見込みで、年間の保険料が4000~6000円上がる可能性がある。
住宅向け火災保険の保険料率を計算する目安となる参考準率は、水災なども含めて全国平均で13%程度引き上げる見通し。機構は6月にも金融庁に届け出る方針だ。
読売新聞より引用