抗がん剤オプジーボ：悪性リンパ腫にも適応拡大へ

　厚生労働省の薬事・食品審議会医薬品第二部会は、抗がん剤オプジーボ（一般名ニボルマブ）の効能・効果に悪性リンパ腫の一種を追加することを了承した。
　オプジーボは「根治切除不能な悪性黒色腫」の治療薬として日本国内で製造・販売が承認され、「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」、「根治切除不能、または転移性の腎細胞がん」が効能・効果に追加されていた。
　11日の第二部会では、同剤の効能・効果に「再発または難治性の古典的ホジキンリンパ腫」を追加することで合意し、これにより同薬が適応されるがんは４種類となる。