茂原市の保険代理店:なっとく!ほけん相談です。今日は東京海上日動火災保険の「新車」補償改定のニュースです。
東京海上日動火災保険は来年1月から、運輸局への登録から5年が過ぎた車に乗っていて事故に遭った場合でも、新車購入費用を全額補償する車両保険の特約を発売する。乗用車の平均使用年数が長期化しているのに合わせ、補償対象を拡大する。
東京海上は現在、この特約の対象を、登録から5年以内の車に限っている。新たに発売する特約では、評価額が新車購入価格の半額以上であれば、5年過ぎていても対象とする。例えば、新車購入価格295万円のトヨタのプリウスの場合、6年目の評価額は約160万円。事故に遭った場合、車両保険で補償されるのは160万円だが、新たな特約をつければ295万円が支払われることになり、新車に買い替えやすくなる。
自動車の安全機能が高度化し、事故で損傷しにくくなったことなどで、乗用車の平均使用年数は長くなっている。自動車検査登録情報協会によると、乗用車の平均使用年数は12.91年(2017年3月末)で20年前より約3.6年延びた。東京海上は、車を長く保有している人が、思いがけず災害や事故などに遭った場合でも、新車に買い替えられるように後押しする。
8月16日付け 読売新聞より抜粋